農業情報
米に関する情報が毎月のレポートが関係機関や関係業者に毎月報告されています。
米に関するマンスリーレポート9月号
最終とりまとめ
農業関係機関職員に是非見てもらいたい資料です。
関心のある方は
米に関するマンスリーレポート令和5年9月号
地域計画について
これまで、地域での話合いにより、人・農地プランを作成・実行してきていただいてきましたが、今後、高齢化や人口減少の本格化により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取組を加速化することが、喫緊の課題です。
このため、(1)人・農地プランを法定化し、地域での話合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する地域計画を定め、(2)それを実現すべく、地域内外から農地の受け手を幅広く確保しつつ、農地バンクを活用した農地の集約化等を進めるため、基盤法等の改正法が令和4年5月に成立し、令和5年4月1日から施行しました。
現在、令和5年産米1等(60k)
関東産コシ13500円(着値、1等、消費税別)
令和4年産プラス600円程度スタート
高温障害、収穫量の減少の話も聞かれるが、国内在庫も余裕があり価格に大きく影響しないと思われる。
各産地の仮渡金は1000円~2000円上昇
しかし、仮渡金は産地で大きく違う。
当地方の仮渡金は全国でも一番遅い、動向を確認し無難に行っている。
農水省も生産コスト指標を参考に「適性な価格形成に関する会議」の会合開催。
農林水産省は、持続可能な食料供給の実現に向けて、令和5年8月29日に「第1回適正な価格形成に関する協議会」を開催します。
※グラフをクリックすると拡大なります。
期間 2020年1月~2023年3月
※(財務省貿易統計データ)をもとに加工して作成した。
この様子だと、夏季には肥料の販売価格が下がる見込み。
1.尿素(N)
中国からも輸入されていますが、以前よりも輸入量が減りマレーシア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、ドイツ他各国から輸入されています。
2.硫安(N)
タイ、中国、韓国などから輸入されています。
3.カリ(K)
カリ鉱石はカナダがダントツ1位、その他輸入量は少ないがドイツ、インド、ベトナム、アメリカ等の国から輸入されています。
4.リン(P)
リンはリン鉱石や溶性リン肥等の形で輸入されている。
輸入先は中国が多く、その他はイスラエル、ブルガリア、エジプト等である。
肥料の原料となるカリやリンの鉱石は日本には無く輸入に頼っている現状。
過去、尿素は日本がアメリカに次いで世界第2位の生産国であったが海外生産して輸入したほうが安いと考えたと思われる。
何れ鉱山資源は尽きる。輸出国も自国優先となれば輸入は閉ざされる。
農業を始めてみたい、新規就農を目指す方々にアドバイス!
行政が農業後継者対策で助成金を使って就農者を育成しようと始まって15年近くなるだろうか
しかし現実的に成功者(自立農業者)はわずかな数とされている。
受け入れ態勢はいまだに万全ではない
農業法人で研修しようと思っても1労働者としての扱いを受ける場合も多い。
農業は様々な技術を必要とする。
「農業は思ったほど甘くない」
行政の問題は、担当者が定期的に変わる事だ
担当者でも大きく変わるが、担当者は技術も現場も知らない、現場を十分把握していない
目に見えないところに落とし穴がある。
田舎は都会よりコミュニケーションが大事だ。
お節介な農業者も多い
農家は、親から技術や機械や農作業小屋など受け継いだからこそ出来た事もある。
子供の頃から親の仕事を見てきた事もある。
新規の農業も「起業」と同じ。
日本の起業の成功率 10年生き残れるのは9%程度。
厳しい事を言うかもしれないけど、覚悟して取り組むべし
農業始めるなら・・・・・・
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし
吉田松陰
まずは、計画から始めよう
情報を集めよう
夢を持とう
新規就農者の助成金目的なら止めるべき
自立型・就農型・雇用型 何を選ぶ?
農業始めたいのなら、最初に売ることから考えよう
いくら美味しい農産物を作っても、売れなければ成り立たない
農業技術は地域に有る
誰の指導を受けるかが「カギ」
手っ取り早い方法は・・・・
離農する農家から受け継ぐのが「BEST」だ
農業企業に就職して経験を積んでから自立するのも良い。
今、農業は益々厳しさを増している。
でも、農業の未来は「明るい」
どう頑張っても、農家は減るばかり・・・