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農業者向け情報

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期間 2020年1月~2023年3月
※(財務省貿易統計データ)をもとに加工して作成した。
この様子だと、夏季には肥料の販売価格が下がる見込み。
1.尿素(N)
中国からも輸入されていますが、以前よりも輸入量が減りマレーシア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、ドイツ他各国から輸入されています。
2.硫安(N)
タイ、中国、韓国などから輸入されています。
3.カリ(K)
カリ鉱石はカナダがダントツ1位、その他輸入量は少ないがドイツ、インド、ベトナム、アメリカ等の国から輸入されています。
4.リン(P)
リンはリン鉱石や溶性リン肥等の形で輸入されている。
輸入先は中国が多く、その他はイスラエル、ブルガリア、エジプト等である。
肥料の原料となるカリやリンの鉱石は日本には無く輸入に頼っている現状。
過去、尿素は日本がアメリカに次いで世界第2位の生産国であったが海外生産して輸入したほうが安いと考えたと思われる。
何れ鉱山資源は尽きる。輸出国も自国優先となれば輸入は閉ざされる。


 
農業を始めてみたい、新規就農を目指す方々にアドバイス!
 
行政が農業後継者対策で助成金を使って就農者を育成しようと始まって20年近くなるだろうか
しかし現実的に成功者はわずかな数とされている。
受け入れ態勢はいまだに万全ではない
農業法人で研修しようと思っても1労働者としての扱いを受ける場合も多い。
農業は様々な技術を必要とする。
農業は思ったほど甘くない。
 
行政の問題は、担当者が定期的に変わる事だ
また、現場を十分把握していない
目に見えないところに落とし穴がある。
 
田舎は都会よりコミュニケーションが大事なんだ
お節介な農業者も多い
農家は、親から技術や機械や農作業小屋など受け継いだからこそ出来た事もある。
子供の頃から親の仕事を見てきた事もある。
 
新規の農業も起業と同じ。
日本の起業の成功率 10年生き残れるのは9%程度。
厳しい事を言うかもしれないけど、そのほうが良い。
 

農業始めるなら・・・・・・
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし
吉田松陰

 
まずは、計画から始めよう
情報を集めよう
夢を持とう
新規就農者の助成金目的なら止めよう
自立型・就農型・雇用型 何を選ぶ?
農業始めたいのなら、最初に売ることから考えよう
いくら美味しい農産物を作っても、売れなければ成り立たない
農業技術は地域に有る
誰の指導を受けるかが カギ
 
手っ取り早い方法は・・・・
離農する農家から受け継ぐのがBESTなんだ
農業企業に就職して経験を積んでから自立するのも良い。
 
今、農業は益々厳しさを増している。
でも、農業の未来は「明るい」
どう頑張っても、農家は減るばかり・・・